東京手描友禅作家・熊澤吉次先生のお仕事場

本日のお稽古は、東京手描友禅作家・東京都工芸染色協同組合理事の熊澤吉次先生の

お仕事場にお邪魔いたしました。

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日時:2019年3月12日(火) P.M.7:30開塾

講師:東京手描友禅作家・東京都工芸染色協同組合理事

熊澤吉次先生

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友禅といえば京都・加賀が有名ですが、東京にもあるのです。

京都ははんなりとした色使い、加賀は草木などの植物の図柄が特徴です。

東京友禅は粋だとかシックと言われます。

手法や技術はいずれもほぼ変わりません。


見た目の違いの他には、流通システムの違いがあります。


京都・加賀の作家さんは9割が問屋さんの発注で作りますが、逆に東京は9割が個人のお客様。口コミや紹介によるお客様がほとんどだそうです。


また京都・加賀は、図案なら図案担当、糊置きは糊置き担当と完全分業制なのに対し、東京では一人の職人が構想から絵付け、お客様に渡すところまで一貫して行っています。東京という場所がら、大きな設備が必要な生地染めや水洗いは京都で、仕立ては仕立屋さんで行いますが、お客様の要望を聞きながら職人さんが描く友禅というは、東京ならでは。


職人さんに直接アドバイスをいただきながら、似合う柄や色合いを探っていくことが出来ます。


ですので、リピーターが多く、紹介が紹介を呼ぶわけです。


構想→図案→下湯のし→下絵→糸目糊置き→地入→手描友禅挿し→糊置伏せ→引染→蒸し・水洗→上湯のし→仕上げ




まず東京友禅の職人になるために一番大切なことは、図案が描けるかどうか。


東京手描友禅の要とも言える場所ですね。


糸目糊置きとは、糯糊(もちのり)やゴム糊などを生地に描かれた下絵の線上に置く工程です。染料が模様の部分ににじむのを防ぐ為に行います。染め上がった時、糊の線が糸をひいたように白く残るので「糸目」と呼ばれています。


まるで絞りのようですが、糊の工程を駆使して生地の色とは別に絞り風の穴の中にも友禅で色付けができます。


とても洒落た柔らかい出来上がりになります。


熊澤先生ありがとうございました。

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