高階秀爾

たかしなしゅうじ

1932年 東京生まれ。ルネッサンス以後の西洋美術を専門としながら、日本近代美術にも造詣が深い。
1953年 東京大学教養部教養学科卒業。
東京大学大学院在学中、フランス政府招聘給費留学生として渡仏、パリ大学付属美術研究所およびルーヴル学院で西洋近代美術史を専攻。
1959年 国立西洋美術館勤務。
1971年 東京大学文学部助教授。
1979年 同教授。
1992年 国立西洋美術館館長(~2000年退官)。
1997年 パリ第一大学名誉博士
2000年 西洋美術振興財団理事長
2002年 大原美術館館長
2004年 京都造形芸術大学大学院院長(~2008年退任)、同比較芸術学研究センター所長(~2009年退任)

受賞
2000年 紫綬褒章
2001年 フランス、 レジオン・ドヌール シュヴァリエ勲章
2002年 日本芸術院賞・恩賜賞
2005年 文化功労者
2012年 文化勲章受章

著書
西洋美術史(美術出版社)
名画を見る眼(岩波書店)
日本人にとって美しさとは何か(筑摩書房)
日本美術を見る眼 東と西の出会い(岩波現代文庫)
芸術のパトロンたち(岩波新書)など多数。