荒井修

あらいおさむ

1948年 東京・浅草生まれ。浅草仲見世に120年続く舞扇の老舗「荒井文扇堂」四代目店主。
大学2年19歳で扇職人として弟子入りし、大学の授業が終わり次第、職場へ行く毎日四代目として家業を継ぐ。また、扇師として製作も手掛ける。浅草のれん会会長、浅草観光連盟副会長。日本大学芸術学部卒業、元・桑沢デザイン研究所講師。絵柄付けから仕立てまでこなす扇子職人として、舞踏界、歌舞伎界、落語界に大勢の名だたるご贔屓をもつ。2016年肺がんのため逝去。

著書
『江戸のセンス -職人の遊びと洒落心』(集英社,2009)