紺野敏文

こんのとしふみ

1938年生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。奈良県教育委員会文化財保存課主査を経て、慶應義塾大学文学部教授、現在名誉教授。文化庁文化審議会専門委員として、文化財の国宝指定に関わる仏像彫刻史の権威。

略歴

1938年
東京に生まれる。
1962年
アジア問題研究会勤務。
1979年
文化庁文化財保護部美術工芸課 ,調査員。
1980年
奈良県教育委員会文化財保存課 ,技師・主査。
1984年
慶応義塾大学文学部助教授に就任。
1990年
慶応義塾大学文学部教授に就任。
2002年
教育文化功労者賞を受賞。

 

著書

奈良の仏像』(アスキー・メディアワークス,2009)
『日本彫刻史の視座』(中央公論美術出版,2004)
『仏像好風』(名著出版,2004)
『神像の美―すがたなきものの、かたち。』(平凡社,2004)
『密教寺院と仏像 平安の建築・彫刻』(講談社,1992)
『仏像を旅する「奈良」―古代の伝統、文化・文化財』(至文堂,1991)
『菩薩 (日本の仏像大百科)』(ぎょうせい,1990)