神崎宣武

かんざき のりたけ

1944年岡山県生まれ。
武蔵野美術大学在学中より宮本常一に師事。以降、国内外の民俗調査・研究に従事。
陶磁器の技術伝播の調査と民具の収集に始まり、食文化や民間信仰の研究に展開。
旅への関心は、フィールドワークの体験と旅先で出会った行商の人たちとのつきあいへと広がる。
郷里の吉備高原では宇佐八幡宮の宮司でもある。

旅の文化研究所所長・文化庁文化審議専門委員・伝統文化活性化国民協会理事などを歴任。
現在、東京農業大学客員教授・日本民俗学会会員・伊勢文化会議所五十鈴塾塾長・日本民俗学会会員など。

著書:
吉備高原の神と人(中央公論社)
わんちゃ利兵衛の旅 テキヤ行商の世界(河出書房)
盛り場のフォークロア(河出書房)
日本人は何を食べてきたか(大月書店)
「クセ」の日本文化(日本経済新聞社)
庖丁人英造の修業時代(河出書房)
しきたりの日本史(角川学芸出版)
酒の日本文化(角川学芸出版)
『湿気』の日本文化(日経)
おみやげ-贈答と旅の日本文化(青弓社)
ちちんぷいぷい-『まじない』の民俗(小学館)
三三九度-日本的契約の民俗誌(岩波書店)
聞書き遊郭成駒屋(筑摩書房)
江戸の旅文化(岩波書店)
盛り場の民俗学(岩波書店)
江戸に学ぶ「おとな」の粋(講談社)
大和屋物語 大阪ミナミの花街民俗史(岩波書店)
社をもたない神々(角川書店)
日本人の原風景 風土と信心とたつきの道(講談社)
旅する神々(角川書店)