樋口喜之

ひぐちよしゆき

銀座 萬年堂本店 十三代目当主
1968年に萬年堂本店の跡取りとして生まれる。萬年堂本店は、京都寺町三条にて創業元和3年(1617)「亀屋和泉」を名乗り創業。以来、御所や所司代、寺社などに菓子を納めました。明治5年の遷都に伴い東京に移転し、「亀屋和泉萬年堂本店」の看板を掲げました。幼少より工場に出入りも、学生時代は他に興味を持ち大学卒業後はアパレル業界に就職。社会人となり外から家業を見るとほぼ同じくして実家商売に再び感銘。数年のサラリーマン生活後、萬年堂に。1998年より職人、経営者として当代当主に。時代に合う新しい菓子を考えるとともに、元禄よりにルーツを持つ「銘菓 御目出糖」の良さを再認識、歴史ある菓子をもう一度見直ししっかり周知いただくことを目標に現在は銀座5丁目で営業しています。