梅若 実

うめわかみのる

昭和23年 二世梅若実を祖父に 五十五世梅若六郎を父に誕生
昭和26年「鞍馬天狗」子方にて初舞台
昭和62年 芸術選奨文部大臣賞
昭和63年  五十六世 梅若六郎を襲名
平成 8年 観世寿夫記念法政大学能楽賞
平成11年 讀賣演劇大賞優秀賞、日本芸術院賞 ほか受賞多数
平成18年 紫綬褒章受章
平成20年 二代梅若玄祥に改名
平成26年 重要無形文化財保持者各個(人間国宝)認定
平成30年 梅若家の大名跡 実を四世として襲名

現在、人気・実力ともに 第一人者として活躍。廃絶された能の復曲や新作能の上演も積極的に携わり、様々な演出を試みるなど今日に生きる古典芸能としての能を支えている。
海外への能の紹介にも意欲的で、海外初の能面・装束の展覧会を開いたほかアメリカ・フランス・オランダ・ロシア・ギリシャ等でも公演。また、ホール能の先駆者的存在でもある。 能楽界のみならず、国内外の様々な分野の芸術家達に「幸運にも今 我々が目にすることが出来る人類の宝」の一人として崇拝され常に注目されている。