桐竹勘十郎

きりたけかんじゅうろう

1953年大阪生まれ。父は二代桐竹勘十郎(人間国宝)。
1967年、14歳で三代吉田簑助(人間国宝)に師事。吉田簑太郎と名乗る。翌年、文楽協会技芸員となり大阪毎日ホールで初舞台。師匠から女形の芸、父から男役の芸を学ぶ。2003年、東京・国立劇場において「尼ヶ崎の段」の武智光秀で三代桐竹勘十郎を襲名披露。2008年に紫綬褒章受章。ほか芸術選奨文部科学大臣賞、日本芸術院賞、毎日芸術賞など受賞多数。