林家正蔵

はやしやしょうぞう

昭和37年(1962年)東京根岸生まれ。初代林家三平の長男。本名 海老名泰孝。テレビタレントとしても活躍する一方で、林家一門を背負う立場として古典落語にも精力的に取り組む。高座に姿をあらわすだけで場内を明るくできる数少ない噺家の一人。

昭和53年(1978年)三平に入門。高校入学と同時に、林家こぶ平として落語協会に所属。
昭和56年(1981年)二ッ目昇進。
昭和62年(1987年)古今亭志ん朝以来の最年少、13人抜きで昇進真打昇進。祖父・七代目林家正蔵、父・林家三平と親子三代の真打は史上初となった。
平成17年(2005年)九代目林家正蔵を襲名。上野~寛永寺~浅草にて襲名披露パレード・お練りを行う。
受賞歴
浅草芸能大賞新人賞
文化庁芸術祭優秀賞
国立花形演芸大賞古典落語金賞
浅草芸能大賞奨励賞

著書に『高座舌鼓』(中央公論新社)など。