春風亭一之輔

しゅんぷうていいちのすけ

昭和53年(1978年)千葉県野田市生まれ。本名 川上隼一。

高校時代に落語に目覚め、日本大学芸術学部で落語研究会に入部。
平成13年(2001年)春風亭一朝に入門。前座名は「朝左久」。師匠の家の掃除をする時間があったら映画や寄席に行って芸の肥やしにしろ、という一朝師匠の方針が非常に性にあったという。
平成16年(2004年)二ツ目となり「一之輔」を名のる。
平成22年(2010年)NHK新人演芸大賞と文化庁芸能祭新人賞を受賞。
平成24年(2012年)21人抜きの抜擢で真打昇進。出囃子は「さつまさ」。国立演芸場花形演芸大賞の大賞を受賞。

一之輔の特徴は、スピード感のある語り口と多彩なキャラの使い分けだといわれる。自他共に認める「十八番」のある噺家を目指し、寄席を中心としながらも全国ツアーを敢行するなど幅広く活動。