早乙女哲哉

そうとめてつや

昭和21年 栃木県生まれ。 天ぷら職人。
「天ぷらの長い歴史に革命を起こした」と言われる天ぷらの神様。

中学卒業後、「これ以上学校で学ぶものは何ひとつない」という父の言葉に従い、修業をはじめる。
昭和37年に天ぷらの道に入って以来、この道一筋60年。
昭和51年に日本橋の茅場町に自身の店「てんぷらみかわ」を開店。店名は祖父の代まで続いた川魚料理「みかわや」からとったもの。
平成21年「みかわ是山居」を門前仲町近くの福住に開店する。
修業時代から独学で習得してきた理論に基づく確かな調理技術を持ち、次第に江戸前天ぷらの第一人者として知られるようになった。天才天ぷら職人としてプロの料理人からも評価が高い。一品一品の天ぷらに魂を込め、これまでに2千万個以上の天ぷらを揚げてきた。その名人芸見たさに通う客は数知れない。