大蔵基誠

おおくらもとなり

25世大藏彌太郎の次男、祖父の彌右衛門、父の彌太郎に師事。3歳から稽古を始め、4歳8ヶ月で「以呂波」にて、初舞台を踏む。今日までに「末広がり」「那須の語」「千歳」「三番三」「釣狐」を被く。能楽堂での公演はもちろん日本各地での学校狂言や海外公演、子供達にわかりやすい狂言教室・養護施設でのボランティア活動と幅広く狂言の発展、能楽界の発展に意欲的に取り組む。

2006年には、ロッテのCMに出演。2009年には、NHKスペシャルドラマ「白州次郎」で次郎の兄役に挑戦。2011年には、狂言とpartyを融合させた『kyogen lounge』を企画し、ホワイエにDJブースを設置して音楽と伝統の融合をはかる。狂言が奈良発祥という事もあり奈良での活動に力を入れ奈良市長より奈良観光大使を任命される。伝統を重んじながらも時代の流れにのり柔軟な姿勢で狂言の普及活動し、その幅は狂言だけでにとらわれず様々なジャンルとのコラボレーション等と日本の文化の新境地を開拓していく。

活動を狂言から舞台や映画など幅広く活動し、2015年上演の映画「日本のいちばん長い日」では、徳川侍従役を勤め自身の新たなる可能性を追求。

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