吉海直人

よしかいなおと

1953年生まれ。文学博士。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科教授。國學院大学大学院修了。専門は平安文学。王朝和歌の検証を主軸に、「百人一首」に関して和歌史・かるた・文化史と様々な角度から全般にわたり研究している第一人者。

著書

『源氏物語研究 而立篇』(月堂文庫,1983)
『源氏物語の視角 桐壷巻新解』(翰林書房,1992)
『百人一首の新考察 定家の撰歌意識を探る』(世界思想社,1993)
『「源氏物語」研究ハンドブック 巻別・テーマ別研究文献目録』(翰林書房,1994)
『平安朝の乳母達 「源氏物語」への階梯』(世界思想社,1995)
『百人一首への招待』(ちくま新書,1998)
『百人一首の新研究 定家の再解釈論』(和泉書院,2001)
『源氏物語の新考察 人物と表現の虚実』(おうふう,2003)
『「垣間見」る源氏物語 紫式部の手法を解析する』(笠間書院,2008)
『源氏物語の乳母学 乳母のいる風景を読む』(世界思想社,2008)
『だれも知らなかった〈百人一首〉』(春秋社,2008)
『百人一首かるたの世界』(新典社,2008)
『源氏物語〈桐壺巻〉を読む』(翰林書房,2009)
『「いろはかるた」の世界』(新典社,2010)
『「住吉物語」の世界』(新典社,2011)
『百人一首を読み直す 非伝統的表現に注目して』(新典社,2011)
『新島八重 愛と闘いの生涯』(角川選書,2012)