三浦佑之

みうらすけゆき

立正大学教授
三重県美杉村(現津市)出身。三重県立津高等学校、成城大学文芸学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。共立女子短期大学、千葉大学教授を経て立正大学教授。2002年に出版した『口語訳 古事記』がベストセラーになった。上代文学関連で多くの著作がある。

略歴

1988年
『村落伝承論』で第5回上代文学会賞を受賞
2003年
『口語訳 古事記』で第1回角川財団学芸賞を受賞

著書

『村落伝承論』(五柳書院,1987)
『浦島太郎の文学史-恋愛小説の発生』 五柳書院、1989)
『古代叙事伝承の研究』(勉誠社,1992)
『昔話にみる悪と欲望』(新曜社,1992)
『万葉びとの「家族」誌』(講談社選書メチエ,1996)
『神話と歴史叙述』(若草書房,1998)
『古事記講義』(文藝春秋,2003)
『日本古代文学入門』(幻冬舎,2006)
『金印偽造事件』(幻冬舎新書,2006)
『古事記のひみつ』(吉川弘文館[歴史文化ライブラリー]、2007
『古事記を旅する』(文藝春秋,2007)
『平城京の家族たち ゆらぐ親子の絆』(角川ソフィア文庫,2010)
『日本霊異記の世界 説話の森を歩く』(角川選書,2010)
『古事記を読みなおす』 ちくま新書,2010)