一龍齋貞水

いちりゅうさいていすい

本名 浅野清太郎
1939年 東京都文京区湯島天神坂下に生まれる
1955年 都立城北高等学校入学と同時に、先代一龍斎貞丈に入門
1960年 この頃から「立体怪談」を始める
1966年 真打ちに昇進 六代目一龍斎貞水を襲名
1975年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
1976年 放送演芸大賞講談部門賞受賞
2002年 重要無形文化財保持者認定
2003年 文京区区民栄誉賞受賞
2005年 湯島天満宮境内に「高座発祥の地の碑」を建立
2009年 旭日小綬章受賞

「講談は守るべきものと開拓すべきものがある」を座右の銘とする大看板真打。
特に怪談に関しては特殊演出効果を駆使した「立体怪談」と、その取り組みが関心を呼び「怪談の貞水」と言われる。

著書
『心を揺さぶる話り方―人間国宝に話術を学ぶ』(日本放送出版協会)
『一龍斎貞水の歴史講談1〜5、剣の達人、大岡越前名裁き』(フレーベル館)

CD・DVD
『人間国宝ー一龍斎貞水の階段DVD』(エムティアール)
『四谷怪談1〜5』(日本クラウン)
『赤穂義士本伝1〜15』(日本クラウン)