深井しげ子

ふかいしげこ

江戸時代に発祥したと言われる、色どり豊かな「江戸組紐」の技を受け継ぎ、現代のセンスを添えた品物を製作している。組紐というのは、数本〜数十本の糸を一定の組み方に従い交互に交差させて組み上げた紐のこと。その断面の形状から「平紐」「角紐」「丸紐」に大別され、色束の数や組み上げの技法、仕上がりの文様などから、四つ組・八つ組・唐組・綾竹・笹波・三好・・などたくさんの種類がある。変化形も含めると300以上の種類があると言われている。