和文化の巨人を巡る「uraku和塾」第二期開催決定!

最高峰の講師陣から、
限られた人数で、楽しみながら学ぶ、
大人の為の贅沢で上質な学びの場。

それが、「uraku和塾」です。

紫式部、松尾芭蕉、空海、葛飾北斎・・・

豊穣なる和文化の「巨人たち」をテーマに開催する知的興奮あふれるひととき。
案内人にアナウンサーである葛西聖司氏をお迎えし、豊富な知識とわかりやすく、魅力あふれるトークを元に、各回、異なった人物を取り上げ、その作品や思想をとおして、知られざる姿に迫ります。

足許にある自国の素晴らしい文化・文明を、いま一度見つめ直すための、またとない機会となります。
是非、ご参加ください。

お食事は、テーマの人物が愛した、または時代背景に即した特別メニューが供されます。
uraku青山のこの日にしか食べることの出来ない、貴重なお料理です。
そちらも「uraku和塾」の魅力のひとつ。お楽しみにお越しください。

参加ご希望の方は、本ページの最下部にございます応募フォームに、必要事項をご記載のうえ、
ご送信しください。

尚、本講座は会員制クラブ「uraku青山」の会員様限定講座となっておりますが、
クラブでのご厚意により和塾の皆様には、特別にご案内させていただいております。

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案内人:葛西聖司(かさい せいじ)
アナウンサー・古典芸能解説者。
1951年東京都生まれ、中央大学法学部卒業。
NHKエグゼクティブアナウンサーとしてテレビ、ラジオのさまざまな番組を担当してきた。現在はその経験を生かし、歌舞伎など古典芸能の解説や講演、また日本伝統文化の講義などで大学の教壇にも立ち、朗読教室や執筆活動も続けている。
現在、日本演劇協会会員(評論)、NHK文化センター講師、中央大学 公開講座講師、日本体育大学・山梨英和大学 非常勤講師。

■ 第一回「葛飾北斎」9月18日(火)18時〜
日本が世界に誇る史上最高の天才浮世絵史「葛飾北斎」の人と作品、その数奇な人生に迫ります。お越し頂くのは、北斎が弟子のために書き残した習作の数々「北斎漫画」の世界的一のコレクター、古美術商の浦上蒼穹堂 主人の浦上満氏にお越し頂きます。実際の作品もご覧いただきながら学ぶ、贅沢な時間です。


ゲスト講師:浦上 満(うらがみ みつる)
浦上蒼穹堂主人
1951年生まれ。大学卒業後、古美術界の老舗で5年間修行。
1979年独立して日本橋に東洋古陶磁を専門とする浦上蒼穹堂を創業。国公立美術館にも納品多数。学生時代より「北斎漫画」の魅力にとりつかれ、以来40年にわたり約1400冊の「北斎漫画」を蒐集し、専門家のあいだでは現在、質・量ともに世界一のコレクションといわれている。

■ 第二回「松尾芭蕉ー蛙は池に飛び込んだかー」11月27日(火)18時〜
俳聖呼ばれ、世界にもその名が知れ渡る日本史上最高の俳諧師・松尾芭蕉。彼の俳句は、蕉風と呼ばれ、極めて芸術性が高いことで知られています。芭蕉にかかわる数々の著作を執筆し、芭蕉の作品を紐解きながら、画期的芭蕉論を展開している気鋭の俳人・長谷川櫂氏をゲスト講師にお招きし、その作品を通して、芭蕉の見た世界を覗きます。


ゲスト講師:長谷川 櫂(はせがわ かい)
俳人、朝日新聞俳壇選者、季語と歳時記の会(きごさい)代表。
1954年生まれ。東大法学部卒業後、読売新聞記者を経て俳句に専念。
『古池に蛙は飛びこんだか』(花神社)、『「奥の細道」をよむ』(ちくま新書)、
『和の思想』(中公新書)、『海の細道』(中央公論新社)などの著書がある。
読売新聞に詩歌コラム「四季」を連載中。

■ 第三回「紫式部ー源氏物語をとおしてー」1月15日(火)18時〜
日本文学の最高傑作であり、世界最古の長編小説ともいわれる『源氏物語』。宮中の恋愛模様を、そして鋭い人間洞察と豊かな想像力をもって、華やかかつ奥深く書き綴った紫式部の魅力に迫ります。NHK『古典への招待』でおなじみの三田村雅子氏をお招きし、巡る源氏物語と紫式部の世界。


ゲスト講師:三田村 雅子(みたむら まさこ)
お茶の水中学・高校時代に源氏物語と枕草子に出会う。早稲田大学入学後は研究会活動に熱中。卒業後早稲田の大学院に進み、大学を超えた若き研究者の集団「物語研究会」に参加し、共感や感動をともにする喜びを学びました。35歳でフェリス女子大に移り、NHKのテレビに出始めたのもそのころ。対人緊張の強い私にはかなりのプレッシャーでしたが、言いたいことを少しだけ伝えるすべを学んだような気がします。現在上智大学で教えています。『記憶の中の源氏物語』で蓮如賞受賞。『源氏物語 感覚の論理』他著作があります。

■ 第四回「空海ー密教と国のかたちー」3月19日(火)18時〜
奈良から平安へと転移する時代に、密教という一大文化体系を持ち込んだ弘法大師 空海。現在でも「お大師さん」として、広く信仰され続けています。庶民の私立学校の設立など、日本初の画期的な事業も多く成し、また「弘法も筆の誤り」といわれるように書家、そして文人としても、その才能をいかんなく発揮しました。評論家であり、宗教学者の山折哲雄氏に学ぶ、空海、是非お楽しみください。


ゲスト講師:山折 哲雄(やまおり てつお)
1931年生まれ。岩手県出身。東北大学インド哲学科卒業。同大学院文学研究科博士課程修了。
東北大学助教授、国立歴史民俗博物館教授、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長などを経て、国際日本文化研究センター名誉教授。
著書に『日本宗教文化の構造と祖型』『仏教とは何か』『神と仏』『日本人の霊魂観』『日本人の宗教感覚』など多数。

■ 第五回「雪舟ー謎多き漂白の画僧ー」5月28日(火)18時〜
床に落ちた涙で、命が宿ったような鼠を描いたという雪舟。フェノロサや岡倉天心に「画聖」と奉られてきた彼の実像は、意外と知られていません。生涯流浪の旅をつづけていたといわれる彼の足跡を紐解きながら、その作品と実像にせまります。雪舟研究の第一人者 島尾新先生を招きおこなう白熱の講義です。


ゲスト講師:島尾 新(しまお あらた)
1953年東京都に生まれる。東京大学大学院修士課程修了。
1984年から2002年3月まで東京国立文化財研究所・独立行政法人文化財研究所。2002年4月より多摩美術大学教授。2012年より学習院大学教授。著書に、『能阿弥から狩野派へ』(日本の美術3388、至文堂)、『瓢鮎図-ひょうたんなまずのイコノロジー』(絵は語る5、平凡社)、『雪舟の「山水長巻」-風景絵巻の中で遊ぼう』(アートセレクション、小学館)など。

■ 第六回「北大路魯山人ー美と食の巨人ー」7月16日(火)18時〜
書・陶芸・篆刻・料理。ジャンルを超越した天才と評された魯山人。生前、作品のバイヤーとして親子に渡る付き合いが会った渋谷「黒田陶苑」の主人 黒田草臣氏を招き、その素顔に迫ります。魯山人の膝の上で可愛がられ、数多くの作品をみてきた主人ならではのお話を伺います。


ゲスト講師:黒田 草臣(くろだ くさおみ)
「黒田陶苑」代表取締役。
1943年神奈川県生まれ。明治学院大学経済学部卒業。
「大備前展」「北大路魯山人展」など、主に近現代の陶芸家の展覧会、個展を数多く企画・プロデュース。
『魯山人おじさんに学んだこと 陶芸家列伝』(講談社)『美と食の天才』(講談社)
『現代日本の陶芸家125人 極める技』(小学館) など、著書多数。

 

会場:ウラク青山 バンケットルーム
料金:全6回参加:90,000円、全6回中4回のみ参加:80,000円
各回単発参加:25,000円。(全てお食事代、税サ込み)
※ 4回もしくは単発でのご参加の方は、お申し込み時に参加希望回をお知らせ下さい。