京都祇園「都をどり」鑑賞と茶屋の宴、開催しました

京都の春は「都をどり」。今年は数えて第143回。和塾はもちろん、いつものように、都をどりで贅沢な京遊びです。
今年の開催日は、四月最後の日曜日。ちょっと汗ばむくらいの陽気でした。歌舞練場から始まるこの企画は、まず芸舞妓のお茶席からスタートします。歌舞練場のお庭を散策した後、お客さまはそろって二階の茶席へ。祇園のお茶は裏千家、芸舞妓のお点前を眺めながら、御菓子と御抹茶を一服。御菓子のお皿は記念に持ち帰れます。

歌舞練場のお庭

二階のお茶席

その後はいよいよ「都をどり」の舞台です。今年は、本阿弥光悦が鷹峰の地に光悦村を開いてから四百年(琳派四百年)ということで、都をどりのテーマも琳派の美。演題も「花都琳派染模様(はなのみやこりんぱそめもよう)」です。舞台袖の舞妓たちによる「都をどりは〜、ヨーイヤサー」の掛け声とともに、今年もまた華やかな舞台が幕を開けます。

歌舞練場・開演前

芸舞妓の舞を堪能した後は、これもまた和塾ならでは、界隈最高峰の茶屋に席を移して、旨酒・旨飯です。お座敷には、もちろん、祇園の芸舞妓が華を添え、お座敷での舞を披露。舞台とお座敷、どちらの舞も素敵です。

最高峰の和文化体験。都をどりは、また来年。みなさまも、ぜひ。