室瀬和美(むろせかずみ)
1950年 東京生まれ。
1970年 東京芸術大学入学。
1973年 安宅賞受賞。
1975年 第22回日本伝統工芸展初入選。
1976年 東京芸術大学大学院終了。同修了制作大学買い上げ。
1980年 東京国立博物館にて漆工品保存修復に従事。(~1988年)
1985年 蒔絵飾箱「麦穂」日本工芸会奨励賞受賞。
1991年 目白漆芸文化財研究所開設。
1993年 欧米各国で在外漆工品保存実態調査を行う。
1996年 国宝「梅蒔絵手箱」復元模造制作。(〜1998年)
1999年 漆芸修復国際会議にて講演。(ミュンヘン)
2000年 金刀比羅宮天井画「桜樹木地蒔絵」復元制作。(〜2004年)
蒔絵螺鈿八稜箱「彩光」東京都知事賞受賞。
2002年 蒔絵螺鈿八稜箱「彩華」日本工芸会奨励賞受賞。
2007年 日本文化藝術振興賞受賞。
2008年 重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)認定。紫綬褒章受章。
2011年 日本橋三越・JR大阪三越伊勢丹に於いて第7回個展
2012年 JR吉川美南駅自由通路(埼玉県)壁画「漆画『木精』風の香り」制作
2013年 「工芸からKÔGEIへ」展出品(東京国立近代美術館工芸館)
2014年 「人間国宝の現在(いま)」展出品(東京国立博物館平成館)
2015年 第8回個展(横浜そごう・池袋西武:高輪会)
2016年 マッサーナ大学にて講演(バルセロナ)「工芸・Kôgeiの創造 —人間国宝展 —」へ出品(銀座和光)
2017年 個展(ロンドン・在英国日本大使館)装飾美術館にて講演(マドリード)バルセロナデザイン美術館にて講演(バルセロナ)MOA美術館正面入口 漆塗扉制作
2018年 パリ装飾美術館にて講演(パリ)
2019年 MOA美術館特集陳列「人間国宝 室瀬和美の世界」
2020年 「工藝2020—自然と美のかたち—」展出品(東京国立博物館表慶館)
2021年 旭日小綬章受章。
社団法人 日本工芸会理事
日本文化財漆協会常任理事
漆工史学会理事
日本伝統工芸展 特待鑑査委員 日本伝統工芸展、日本伝統漆芸展、伝統工芸新作展の鑑査委員歴任
徳川黎明会評議委員
「漆の文化―受け継がれる日本の美」(角川選書)