十二世 都一中先生に聴く「間の美学と精神世界」

text by yoko
先日の和塾は、間の美学を知る貴重な体験、都一中宗家による「一中節」のお稽古でした!
一中節は江戸浄瑠璃系三味線音楽の源流。先生はその一中節の十二世ご宗家でいらっしゃいます。

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和塾本科お稽古『一中節』
日時:2014年6月28日(土)15時〜
講師:一中節宗家十二世・都一中先生
会場:渋谷・数寄屋金田中
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さあ、お三味線のお話かと思いきや、飛び出すのはピタゴラス音律や、ラテン語の数々!

身体の調律=医療のために音階を生み出したピタゴラスのお話や、
音楽には3つあり、それは
• ムジカ・ムンダーナ(宇宙の音楽):宇宙全体の調和
• ムジカ・フマーナ(人間の音楽):肉体と魂の調和
• ムジカ・インストゥルメンターリス(器具の音楽):楽器を使い鳴り響く音楽
であるというお話など。

天体の動きや、心身の在り方を音楽と称するというお話は、とても興味深く、深淵な喜びを感じる発見でした。

そして、塾生の目の前で演奏していただいた迫力満点の「石橋」!
都一中先生の生み出す音楽は、玉が水面を転がるような美しい音色はもちろんのこと、
その間に込められた、研ぎ澄まされたエネルギーがとても美しく響きます。

MIT(マサチューセッツ工科大学)やイェール大学など、
科学的な人間研究の場でも多く公演・演奏をされてきている、都一中先生。
そのような場と親和性が高い精神世界が、そこにあることを、
全身全霊で感じられる、素晴らしいお稽古でした!

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