ー小鼓~たぽたぽたたたー望月美恵先生 第一回混合クラス

日時:2009年7月12日(水) P.M.7:00開塾
場所:六本木 はん居

和塾の新しいクラス「はん居・和塾」はこれが初めてのお稽古。鼓を打ちました。
初顔合わせで、ビルの中の能舞台を背に、師匠からの直接指導。ちょっと焦りますね。でも、ご安心ください。人間的魅力や仕事の能力と初めての鼓の音に相関なし。意外に?難しいということが体感できただけでも収穫です。
それにしても、まともな音、出ませんね。どれくらい出ないものなのか、以下の動画をご覧ください。

小鼓の演奏法、まずはその構え。しっかり正座をして、膝の前に置かれた鼓の調べ、つまり麻紐を左手でつかむ。いったん鼓を膝の上に据え、右の肩にかかげる。右の頬と耳の真横に鼓がある状態です。背筋は真っ直ぐ。表革はやや下に向ける。身体を少し前に倒すくらいが良い。右手は右膝の横に構える。その位置から表革の真ん中を右手の指で打つ。あるべきは、「鼓の後面(うしろ)へ、打ち通す、これ一気を以て貫くなり」の心意気。美しい構えの先に美しい響きがある。といってもね・・。

準備の整った「はん居」のお稽古場

お稽古場の「はん居」は、武原はん(日本舞踊家・文化功労者)さんで知る人ぞ知るところですが、実は高浜虛子とも縁が深い。あちらこちらに虛子の書が掲げてあったりしますね。

鼓の胴はこんな感じ 桜の木でできてます。

お稽古の始まり まずは正しい構えで

右に掲げて右手で打つ

やはりというか当然というか、小鼓もまた美しい響きを手にするまでにはかなりの修行が必要なようです。簡単そうに見えるんですがね。
伝統芸能の世界に縦社会が継続しているのは、このように何事も初心者では歯が立たない、という実際が理由のひとつ。きちんと修行を積まないと太刀打ちできないのです。先輩の方が上手で、師匠はさらに美しい。それが誰の目にも明白です。タテの序列を考えざるを得ない。デジタルな今どきのビジネスは、その辺がいささかあやふやで、先輩の威厳失われる事態が頻発する。
例えば、和塾の塾生にもメールの使い方がイマイチよくわかっていない人がいます。後輩のお世話にならないとPCに向かえないオジサンとか。そういうことでは縦社会の維持は難しい。

お稽古の締めは舞台の上での演奏。初めて鼓を手にして、その日に舞台に上がれるなんてことは、普通あり得ません。和塾だけの特典ですか。
最後にもう1本、少し長めの動画です。

鼓のお稽古の詳しいお話しは、→「第三十一回お稽古」をご覧ください。

※9月26日に鼓の演奏会があります。塾生有志出演の予定! 詳細後日ご報告します。

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