ただ歌舞伎を観るだけじゃない、ちょっと贅沢に、江戸期のお大尽たちのお楽しみをお届けする和塾の「芝居茶屋」企画。今回は名古屋御園座で初めて開催しました。

始まりは、観劇前の旨飯・旨酒から。尾張徳川藩の武家屋敷が立ち並ぶ、名古屋の街並み保存地区「白壁」にある名料亭「か茂免」の御座敷で季節の美味に舌鼓。名古屋財界の要人をもてなしてきた老舗で、気取りのない日本料理本来の美味しさと醍醐味をたっぷり堪能していただきました。

「か茂免」は、都心とは思えないほど閑静で風情があり、昔ながらの数寄屋造りの趣を今に伝える佇まいで、いたるところに気品が漂っていました。内庭は、日本の庭園史において近代を代表する作庭家「植治」こと七代目小川治兵衛による作庭だそうです。

お食事の後は、楽しい芝居噺を。お馴染みの葛西聖司さんによるこの日の舞台の見どころ勘所解説を拝聴しました。

そしてお待ちかね、御園座「第五十回記念 吉例顔見世」にご出演中、今年7月に人間国宝に認定されたばかりの大御所で、東西の歌舞伎界でひっぱりだこの貴重な女形である片岡秀太郎丈を特別にお迎えして、人間国宝に選ばれたお祝いを。芝居のお話や楽屋での心温まるお話等を伺いました。

今回はスペシャルゲストがもう1名。同じく「第五十回記念 吉例顔見世」にご出演中の中村鴈治郎丈も駆けつけてくださいました。芝居噺もさらに盛り上がります。

お話の終わりには秀太郎丈・鴈治郎丈・葛西先生と記念撮影。そして御園座へ移動し、先ほどまでお話を伺っていたお二人の笑いあり涙ありの熱演を心ゆくまでご堪能いただきました。

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